今回の記事ではコンバーターの一つであるGameSir VX2 AimBoxをレビューしていこうと思います。
コンバーターとしては安めの価格設定ですが、本当に使えるのか検証していきます。
目次
コンバーターとは
コンバーターとはマウスやキーボードに入力された信号をコントローラーの信号に変換することで、通常では使えないマウスとキーボードをPS4、Xboxでも使えるようにするデバイスのことです。
有名なコンバーターだとXIM APEXやReasnowS1などがあります。
どちらも評価の高いコンバーターですが、XIM APEXは現在生産されておらず、中古で割高でしか入手できません。また、ReasnowS1もやや高額で2万円ほどの価格となっています。
GameSir VX2 AimBox レビュー
外箱
外箱はこんな感じで意外としっかりしています。
中身
綺麗に包装されています。
中身は写真の通り。
本体と接続用コード2本、説明書に加え、謎のシールとQRコードが入っていました。
説明書は日本語にも対応しており、安心して設定することができます。
接続
コンバーター本体に接続のマークがついているので迷わず接続できます。
他のコンバーターはマークが付いていないことが多いのでかなりの親切設計です。
接続は簡単でマークの通りにキーボード、マウス、コントローラーをコンバーター本体に接続したのち、ゲーム機本体にコンバーター本体を接続するといった流れになっています。
接続に加え、コンバーターの設定方法、ゲーム内の設定方法は説明書に丁寧に書いてあります。
動作確認
このコンバーターはSwitch、PS4、PS5、Xboxシリーズで動くようですが、今回はPS4で動作確認を行いました。
ソフトは一番動作確認が簡単なApexで行いました。
結果としてはしっかり動きました。
3000円程度で買えるコンバーターの場合、動作すらしないこともありますが、GameSir VX2 AimBoxはちゃんと動作しました。
WASDで歩くことも、マウスで視点操作も行えます。ボタンも全て反応したため、動作不良はありませんでした。
射撃も特に問題はありませんでした。
設定
専用のアプリを用いることで細かく設定することができます。
説明書にQRコードが貼ってあるので、Appストアからインストールしましょう。
このようにキーコンフィグ等かなり細かく設定できます。
「修正」からキー配置を自分の好きに設定していきます。
ただUIが見づらく、自動翻訳のせいで日本語がおかしくなっている部分もあります。
キー配置に加え、マウス感度やバリスティックカーブもかなり詳細に設定できます。
格安コンバーターと思えないぐらい機能が充実しています。
キーコンを設定し、射撃訓練場で使えるか試した結果しっかり反映されていました。
ちなみにApex側の設定はこちらのXimApexの記事と同じものを使用しています。
よかったら下の記事のApex側の設定の項目を参考にしてみてください。
操作感
一言で言うと「悪くはない」といった感じです。
キーマウ操作はしっかり反応するためエイム、射撃は問題なくできます。
マウス操作のためリコイル制御が非常にやりやすく、中遠距離であっても的に弾をほとんどあてることができます。
一方で、どうしてもマウスの動きが少しぎこちなく、もっさりとしてしまいます。(設定が良くないのかもしれませんが)
キーボード&マウスを使用していながら、PCと同じような操作感とは言いづらいのが第一印象です。ただ、数時間操作していれば慣れると思います。
キーボード&マウス操作なので、リコイル制御、追いエイムはコントローラーより確実にやりやすいと思います。
結論
間違いなくハイコスパです。
動作に問題がないのはもちろん、値段は有名コンバーターの相場の1/3ほどにも関わらず、アプリを用いて詳細に感度やキーコンを設定できます。
コンバーターがどんなものか試してみたいという人、いつかはPCに移行したいからキーボード&マウス操作を試しておきたいという人に非常にオススメです。
記事は以上になります。閲覧ありがとうございました。
過去記事リンク